髪がまとまらない、ハチが張って膨らむ、朝セットしても昼には広がってる——梅雨の時期、そんなお悩みが一気に増えるんです。今日はその原因と対策を、美容師として正直にお伝えしますね。
広がる一番の原因は、湿気なんです
梅雨に髪が広がる原因って、いろいろ言われるんですけど、僕が22年やってきて思うのは、やっぱり一番は湿気なんです。
髪は水分を吸います。くせ毛やダメージがある髪ほど、空気中の湿気を吸い込んで、うねって広がってしまいます。朝きれいに整えても、外に出た瞬間から湿気と戦うことになるわけです。
しかも、最近は湿気が出てくるのが早くなってきました。3年くらい前は5月末くらいから広がり始めるお客様が多かったのに、今は4月の半ばからもう湿気を感じる日が出てきています。
サロンでできる対策は、この3つです
僕がお客様にお勧めしている梅雨対策は、主に3つあります。
1つ目は縮毛矯正。これが一番根本的な対策です。髪の内部のくせを整えるので、湿気が来てもうねりにくくなります。梅雨前にかけておくと、梅雨の間ずっと楽に過ごせますよ。
2つ目は髪質改善。縮毛矯正ほどしっかりまっすぐにはしないけど、髪の内部を整えてツヤとまとまりを出していく施術です。くせがそこまで強くない方や、ナチュラルな仕上がりがお好きな方にお勧めしています。
3つ目はカットで「すきすぎない」こと。これ意外と大事なんです。髪をすきすぎると、短い毛が中で暴れて、かえって広がって見えてしまいます。梅雨の時期は特に、軽くしすぎないカットの方が落ち着いて見えますよ。
ご自宅でできる一番の対策は、しっかり乾かすこと
家でのケアで僕が一番伝えたいのは、シンプルに「しっかり乾かしてください」ということなんです。
髪が湿っていたり、自然乾燥のままだと、髪のキューティクルが開いたままになります。そこに湿気が入り込んで、広がりの原因になってしまいます。
ドライヤーで根元からしっかり、毛先まで完全に乾かす。これだけで翌朝の広がりがかなり違います。お風呂上がりにそのまま寝てしまうのが一番良くないんです。面倒かもしれないですけど、ここは本当に大事なところです。
早めの縮毛矯正がお勧めです
さっきも書いたんですけど、最近は4月半ばから湿気が出てきます。5月末ギリギリに縮毛矯正を予約しようとしても、それまでの1ヶ月以上、広がる髪と戦うことになってしまいます。
毎年、梅雨が近づくと縮毛矯正のご予約が一気に増えます。お待たせしてしまうこともあるので、広がりでお悩みの方は、少し早めにご相談いただけると嬉しいです。
梅雨が来る前に、髪を整えておきませんか。毎朝のストレスが減って、気持ちまで軽くなりますよ。