縮毛矯正をかけた後、ドラッグストアのシャンプー棚の前に立って「どれがいいんだろう……」と途方に暮れたことはありませんか。種類が多すぎて、結局いつものものを手に取ってしまう——そんな方のために、美容師歴22年の目線で「見るべき場所」だけをお伝えします。成分表を全部読まなくても大丈夫です。
まず、成分表の「最初の3行」だけ見てください
シャンプーの成分表は、配合量の多い順に書かれています。つまり、最初に書いてある成分が一番多く入っているということです。縮毛矯正後の髪に向かないシャンプーは、この最初の方に「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」が書かれているものです。洗浄力が非常に強く、髪に必要な水分や油分まで洗い流してしまいます。
反対に、最初の方に「コカミドプロピルベタイン」「ラウロイルメチルアラニンNa」「グルタミン酸系」などが書かれているものは、比較的やさしい洗浄成分です。頭皮や髪への負担が少なく、縮毛矯正後の状態を保ちやすくなります。ドラッグストアでも「アミノ酸シャンプー」と書かれているものは、この成分が使われていることが多いです。
「ノンシリコン=良い」は思い込みかもしれません
「ノンシリコン」という表示を見ると、なんとなく体に良さそうに感じますよね。ただ、縮毛矯正をかけた髪に限っては、必ずしもそうではありません。シリコンにはキューティクル(髪の表面のうろこ状の層)を保護してなめらかに整える働きがあります。縮毛矯正後のデリケートな髪には、適度なシリコンが入っているシャンプーの方が向いている場合も多いです。
「ノンシリコン=良い」「シリコン入り=悪い」という二択で選ぶのではなく、「今の自分の髪の状態に合っているか」で選ぶことが大切です。
今すぐ使えるチェックリスト
シャンプーを選ぶときに、裏面の成分表でこの3つを確認してみてください。
✓ 成分表の上位に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」がない
✓ 「アミノ酸系」「ベタイン系」などマイルドな成分が上位にある
✓ 「補修成分(ケラチン・加水分解シルク等)」が入っている
この3つを満たすものであれば、価格帯にこだわりすぎなくても大丈夫です。ドラッグストアにも良いものはあります。目安として「髪質改善」「ダメージケア」「アミノ酸」と書かれているシリーズを選ぶと、外れが少ないです。
シャンプー後のトリートメントも同じくらい大切です
シャンプーで汚れを落とした後、毎日のトリートメント(コンディショナー)を欠かさないことも大切です。時間がないときでも、洗い流すタイプのトリートメントを毛先中心につけて2〜3分置いて流すだけで、髪の状態はずいぶん変わります。
「今使っているシャンプーが自分の髪に合っているか確認したい」というご相談も、LINEからお気軽にどうぞ。施術後にお伝えしているホームケアのアドバイスを、来店前に知りたい方にもお答えしています。ホームケアが変わるだけで、縮毛矯正の持ちは大きく変わりますよ。
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